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2022年末で

ブリヂストン、カート用タイヤの供給終了

タイヤ 2020-09-25

 ブリヂストンは9月25日、久留米工場で生産しているカート用タイヤの供給を2022年末で終了すると発表した。

 同社は1977年にカート用タイヤの供給を開始して以来、国内および海外向けにカート用タイヤの開発・製造・販売を行ってきた。

 国内では日本自動車連盟、海外では国際自動車連盟(FIA)傘下の国際カート委員会(CIK-FIA)公認のカート用タイヤを中心に、ホビーレースユーザーから将来最高峰の舞台を目指すカートレーサーに至るまで、多くユーザーを足元から支えてきた。

 今回、同社グループの中長期事業戦略に基づき、事業環境の変化に応じた事業ポートフォリオや経営資源配分の最適化を戦略的に進める中で、あらゆる要素を考慮しながら慎重に検討を行った結果、バイアスタイヤであるカート用タイヤでは技術的価値向上が難しく、事業から撤退せざるを得ないとの結論に至った。

 なお、現在取り引きのあるユーザーへの供給契約期間が満了する2022年12月31日までは、カート用タイヤの供給を継続する。

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