2020年12月期第1四半期業績
横浜ゴム、事業利益が68.8%減に
タイヤ 2020-05-22
横浜ゴムが5月22日に発表した2020年12月期第1四半期(1~3月)業績(IFRS)は、売上収益が1,291億2,800万円で前年同期比13.6%減、事業利益が18億1,900万円で同68.8%減、純損失が2億5,800万円(前年同期は91億2,700万円の利益)となった。
セグメント別にみると、タイヤは売上収益が874億1,000万円で同12.7%減、事業損失が5憶300万円(同14億9,900万円の利益)。
新車用タイヤは、国内では新型コロナウイルス感染症の影響による需要減少から販売が低調だったほか、海外でも各国で自動車メーカーの工場が操業停止になるなど生産調整が発生しており、国内、海外ともに売上収益は前年同期を下回った。
市販用タイヤは、積極的にグローバル・フラッグシップブランド「ADVAN(アドバン)」シリーズや、低燃費タイヤブランド「BluEarth(ブルーアース)」シリーズ、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR(ジオランダー)」シリーズなどの高付加価値商品の拡販など、各種戦略を進めたが、国内では年初の暖冬の影響により冬用タイヤの販売が低調だったことに加え、新型コロナウイルス感染症の影響による消費活動の停滞から需要が減少したほか、海外でも総じて販売が鈍化し、市販用タイヤ全体として売上収益は前年同期を下回った。
事業利益については販売数量の減少に加えて、生産量減少に伴う製造原価の悪化および北米におけるリコールに関連した在庫整理費用を計上したことなどにより減益となった。
MB(マルチプル・ビジネス)は売上収益が248億8,900万円で同13.8%減、事業利益が9億2,400万円で同46.0%減。
各事業とも新型コロナウイルス感染症の影響が大きく、ホース配管事業は、国内外で建機需要が減少したことに加え、海外では自動車メーカーの操業停止などにより自動車向けが低調で売上収益は前年同期を下回った。
工業資材事業は、各市況の悪化から、コンベヤベルトをはじめ、土木、海洋商品も販売が低調で売上収益は前年同期を下回った。
ハマタイト事業も国内では工事の中断などが発生したほか、国内外で自動車生産が減少したことから、売上収益が前年同期を下回った。
航空部品事業では、官需向けの販売時期がずれたことにより売上収益は前年同期を下回った。
ATGは、売上収益が155億4,400万円で同17.6%減、事業利益が17億8,700万円で同27.0%減。
農業機械用・産業車両用タイヤを始めとするオフハイウェイタイヤは、世界的な新型コロナウイルス感染症の影響により需要が減少し、売上収益は前年同期を下回った。
2020年12月期通期業績予想については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、現時点で合理的な予想を算出することが困難であるとして、2月14日に公表した予想を取り下げ、未定とした。
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