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新型コロナウイルス感染拡大による需要減少受け

TOYO TIRE、仙台工場で生産調整へ

タイヤ 2020-03-31

 TOYO TIREは3月31日、新型コロナウイルス感染拡大に伴うタイヤの世界的な需要の落ち込みに対応するため、仙台工場(宮城県岩沼市)で生産調整を実施すると発表した。4月3日から9日まで稼働を一時休止し、10日から再開する予定。市場から求められている在庫を十分に確保できている状況を鑑みた。

 仙台工場は自動車タイヤ生産の主力拠点で、北米や欧州などに向け輸出比率が高い。一方、桑名工場(三重県東員町)については稼働を継続する。

 また、同社の米国子会社であるToyo Tire Holdings of Americasは3月30日、ジョージア州にあるタイヤ工場の稼働を4月1日から一時休止すると発表した。4月19日の生産再開を予定している。物流センターでは十分な在庫を確保しており、顧客へのサービス等は継続する。

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