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総投資額は約288億円

ブリヂストンがジョリエット工場を増強

タイヤ 2016-03-07

 ブリヂストンは2月29日、同社米国子会社のブリヂストン・アメリカス・インクのグループ会社、ブリヂストン・カナダ・インク(BSCA)のケベック州ジョリエット工場で、乗用車用および小型トラック用ラジアルタイヤの生産能力を増強すると発表した。総投資額は約2億5000万米ドル(約288億円)を見込む。

 今回の計画では、2016年着工後、21年までの5年間で段階的に設備増強を行い、23年には生産能力を現在の1万7000本/日から2万本/日へ拡大する予定。北米市場で需要旺盛なピックアップトラックやSUV向けの大径タイヤの生産能力を増強すると同時に、先進的な生産設備・技術の導入による生産効率のさらなる向上を図り、グローバルでの競争力を高めていくとしている。

 ジョリエット工場は1966年操業で、敷地面積は約10万335平米、従業員数は1300人。

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