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欧州の日系メーカーへ拡販

住友理工がポーランドに車用ホース生産拠点

工業用品 2016-03-07

10月稼働予定のSRK-HPの工場予定地

10月稼働予定のSRK-HPの工場予定地


 住友理工は2月26日、ポーランドに自動車用ホース製造・販売の新会社「スミリコー・オートモーティブ・ホース・ポーランド」(略称:SRK-HP)を1月に設立したと発表した。同国ソスノヴィエツで2016年10月から稼働を開始する予定。投資額は約1000万ユーロ(約12億5000万円)。

 同社は、ポーランド国内ではすでに自動車用防振ゴム製造・販売会社のTRPが2拠点で生産を行っており、SRK-HPは2社3拠点目の進出となる。

 自動車用ホース事業は今年1月、各地域のニーズを取り込み、高収益化を図るため、エリアごとに統括する「地域センター」を北中米、南米、欧州、アジアの4極に設置し、顧客の要望にスピーディに対応する体制を整えた。その中で欧州については、2013年に買収・子会社化したイタリア・ダイテック社が、すでに欧州自動車メーカーを主要顧客として取引拡大を積極的に推進している。

 一方、今回設立したSRK-HPは、主に欧州の日系自動車メーカーへの拡販をねらう、欧州圏の重要戦略拠点としての役割を担う。SRK-HPが日系、ダイテック社が欧州系自動車メーカーへとそれぞれ拡販を推進することで、欧州圏の自動車用ホース事業のさらなる拡大を図る。

 またSRK-HPの設立により、2013年に買収・子会社化したドイツの自動車用防振ゴムメーカー、アンヴィス社の販路を活用しながら、モジュール化技術を得意とするダイテック社と緊密に連携することで、グローバル・エクセレント・マニュファクチャリング・カンパニーの実現に向けてさらなる成長を目指すとしている。

 SRK-HPは、資本金2100万ポーランド・ズロチ、住友理工100%出資で、社長には同社の金岡克典取締役常務執行役員・自動車用ホース事業本部長が就任した。敷地面積は約3万5000平米、建屋約1万平米。2020年度に売上高約2400万ユーロ(約30億円)、従業員数約200人を見込む。

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