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「MICHELIN ENERGY SAVER 4」

日本ミシュランタイヤ、日本市場にフォーカスした低燃費タイヤを発売

タイヤ 2019-12-16

 日本ミシュランタイヤ(ポール・ペリニオ社長)は、日本の環境・消費者ニーズにフォーカスして設計・開発した低燃費タイヤ「MICHELIN ENERGY SAVER 4」を2月1日から順次発売する。

ペリニオ社長と「MICHELIN ENERGY SAVER 4」


 発売サイズは13インチから16インチまでの計23サイズで価格はオープンプライス。

「MICHELIN ENERGY SAVER 4」


 同製品は、日本市場で求められる「ウェットグリップ性能」、「低燃費性能」、「静粛性」にフォーカスし、日本で設計・開発された低燃費タイヤ。新配合コンパウンドを採用することでウェット路面でのグリップ性能を向上し、同社従来品(MICHELIN ENERGY SAVER+)比で5.5%短く止まることができる。また、縦溝幅の最適化によりパターンノイズを同5%低減、トレッド下に採用したアンダートレッドラバーによりロードノイズを同9%低減している。また、アンダートレッドラバーは、低転がり抵抗の維持にも寄与するため、燃費性能にも貢献する。

 同製品はラベリング制度において、転がり抵抗性能「AA」-「A」、ウェットグリップ性能「b」-「c」を獲得している。

 12月10日、都内で開かれた製品発表会でペリニオ社長は、「MICHELIN ENERGY SAVER 4は、日本をメインターゲットにした製品だ。性能だけでなく、軽自動車向けのサイズも拡大した。自動車業界は100年に一度といわれる大変革期を迎えており、タイヤにも進化が求められている。今回の新製品はただの低燃費タイヤではなく、これまで培ってきた技術を結集させ、さらなるユーザーニーズに対応した製品だ」と自信をのぞかせた。

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