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持続可能性に関する活動を確認

第8回タイヤCEO会議が開催

タイヤ 2019-12-06

 11月22日、京都で8回目となる「タイヤ産業プロジェクト(Tire Industry Project:TIP)・CEO会議」が開催された。同会議は2年に一度、世界のタイヤメーカーの最高経営責任者(CEO)が出席し、開催されるもの。

 参加企業は、ブリヂストン、コンチネンタル、クーパータイヤアンドラバー、ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー、ハンコックタイヤ、クムホタイヤ、ミシュラングループ、ピレリアンドシー、住友ゴム工業、TOYO TIRE、横浜ゴムの11社。

 TIP は、タイヤがそのライフサイクルを通じて、人間の健康と環境に与える潜在的な影響を研究することを目的に2005 年に主要タイヤメーカーのCEO が主導して設立。持続可能な開発のための世界経済人会議(World Business Council for Sustainable Development :WBCSD)の傘下にあり、ブリヂストン、グッドイヤー、ミシュランが共同代表を務めている。

 同会議では、TIP が取り組む持続可能性に関する活動の進捗・成果について確認するとともに、その後2年間の活動計画を承認した。今回のCEO会議で確認された主な取り組みの進捗・成果は次の通り。

 ◇持続可能な天然ゴムのためのグローバルプラットフォーム(Global Platform for Sustainable Natural Rubber:GPSNR)の設立=GPSNR は、独立的なマルチステークホルダープラットフォームであり、天然ゴムのバリューチェーンにおける社会的・経済的・環境的パフォーマンスの改善を主導するために設立された。

 ◇タイヤと道路の摩擦により発生する摩耗粉塵(Tire and Road Wear Particles:TRWP)の潜在的な影響調査=3つの主要都市(ロサンゼルス、ロンドンおよび東京)における大気中の微粒子(PM2.5)を調査した結果、TRWP が大気に及ぼす影響は軽微であることが示された。

 ◇廃タイヤ(End-of-Life-Tires:ELT)管理とタイヤ製造に関する環境パフォーマンスの向上=今回のCEO会議において、ELT管理に関するグローバルな知見をまとめた最新の報告書ならびにTIP 参加企業の生産活動に関する主要な環境パフォーマンス指標を掲載する報告書の発行が承認された。

 ◇タイヤ製品カテゴリールール(Product Category Rule:PCR)の発行=PCRの発行により、タイヤのライフサイクルが環境に与える影響評価に関する標準化および透明性の向上に貢献した。

 また、2020 年から2021年の活動計画として、主に①TRWPに関する大気、河川、土壌、河口等における拡大サンプリング調査、環境中での劣化、挙動に関するモデリング、生物への健康影響の詳細調査②TIP参画企業の生産活動における環境パフォーマンス指標の継続的報告③ステークホルダーとの対話を通じた、効果的なELT 管理④タイヤ原材料の研究開発活動を通じた、タイヤ原材料に用いられる化学物質の人体および環境への影響評価⑤タイヤのライフサイクルを通じたナノマテリアルの安全な開発と使用に関する経済協力開発機構(OECD)のガイドラインへの貢献⑥持続可能性への取り組みの一環として、WBCSD の持続可能な開発目標(SDGs)への貢献に向け、タイヤ産業におけるSDGセクターロードマップの策定検討――が承認された。

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