【特集】スタッドレスタイヤ
日本グッドイヤー、アイスナビ・シリーズに注力
タイヤ 2016-12-08
日本グッドイヤーは、今冬のスタッドレスタイヤ商戦について「昨年の暖冬により販売が低調だったことや、市場で在庫を抱えていることなどにより、商戦としては動きが鈍いスタートに感じる。ただ今冬の天候次第では、厳しい冬になる見通しなので、昨年以上の販売につなげたい」と話す。
現在、店頭で販売注力している商品は、昨年に引き続き「ICE NAVI6(アイスナビシックス)」を中心としたアイスナビ・シリーズ。今冬はPC用で1サイズ、SUV用で7サイズ、バン用で3サイズを追加発売した。
アイスナビシックスは、従来品より氷上ブレーキ性能を10%アップしており、冬道における安全性を車の足元から支えることをPRしている。「ピタッ」のキーワードとともに、冬道での安心感をPR。さらに従来品比35%向上したライフ性能で長持ち・経済的という面も訴求している。
このようにアイスナビシックスは、「氷雪路での力強い制動や走り」、「ドライ・ウエット路でのシャープなハンドリング」、「ライフの長さ」といったテクノロジーを満載したフラッグシップスタッドレスといえる。
この他、氷上性能とドライ性能を高次元で両立したSUVスタッドレスタイヤ「アイスナビエスユーブイ」、商用車に最適の「アイスナビカーゴ」と、幅広いユーザーに応えるラインアップが揃っており、これを軸に冬商戦に臨んでいる。
店頭では、アイスナビシックスで定番のキャラクター、“ナビィ”と“ロック”を活用した販促活動を展開。“ピタッ”というキャッチフレーズとともに、消費者にわかりやすく、冬道でもしっかり止まるアイスナビシックスの優れた制動性能を伝えている。
またコミュニケーションとしては、店頭展開とともにデジタル、TVCMや雑誌などのメディアミックスで幅広く消費者に届けていきたいとしている。
今後のスタッドレスタイヤ開発では、グッドイヤーとして今後も日本のマーケットおよび消費者ニーズに合わせた商品開発を行っていく。その中でも、特にユーザーの要求度が高い氷上性能の向上を優先課題として取り組んでいく方針。
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