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市販用タイヤとレース用タイヤのパフォーマンス向上を期待

グッドイヤー、ル・マン24時間とFIA世界耐久選手権に復帰

タイヤ 2019-06-21

 米・ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(グッドイヤー)は6月17日、ル・マン24時間を含むFIA世界耐久選手権(WEC)用の新たなタイヤ開発を行い、欧州と国際スポーツカーレースに再び参戦すると発表した。

 FIA世界耐久選手権は、4つの大陸で開催される長距離レースで構成されており、ル・マンはシーズン最終戦に予定されている。グッドイヤーは過去、このル・マンで通算14勝を上げている。

 グッドイヤーはドイツのハナウとルクセンブルグのコルマーベルグにあるイノベーションセンターで、1年以上にわたりル・マン用のプロトタイプ・タイヤを開発してきた。このレース用タイヤは、グッドイヤーの最新フラッグシップ「Eagle F1 SuperSport(イーグル エフワン スーパースポーツ)」と並行して開発・製造する。これにより、市販用タイヤとレース用タイヤそれぞれの開発上で得られる技術と知識が融合し、双方のタイヤのパフォーマンスが向上することが期待できる。

 グッドイヤーのレースタイヤは、イギリスのシルバーストンで開催される2019/2020 WEC開幕戦で再デビューする予定。

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