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物流関連費等の高騰受け

横浜ゴム、国内市販用タイヤを値上げ

タイヤ 2019-06-14

 横浜ゴムは6月14日、国内市販用タイヤの値上げを発表した。人手不足などを背景に物流関連費等が高騰しており、今後もこの傾向が継続すると予測し実施に踏み切る。原材料費ではなく、物流関連費を起因とした値上げは、同社にとって今回が初めて。

 値上げ対象は、乗用車・バン用タイヤ(夏/冬)、小型トラック・バス用タイヤ(同)、トラック・バス用タイヤ(同)、建設・鉱山車両用タイヤ(同)、産業車両用タイヤ(同)で、値上げ幅はいずれも3%。8月1日出荷分から実施する。

 同社は「物流効率化などコスト削減の努力を継続してきたが、企業努力だけでこれを吸収することは困難と考え、値上げすることを決定した」としている。

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