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米国・Borrow社を共同で

米・グッドイヤー、フリート向け電気自動車のメンテナンス予測サービス実験を開始

タイヤ 2019-06-14

 ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(グッドイヤー)は5月30日、米国・カリフォルニア州ウエストハリウッドに本拠を置く、電気自動車専門の短期リース会社であるBorrow社と共同で、フリート向け電気自動車のメンテナンス予測サービスの実験を開始したと発表した。

 グッドイヤーは、フリート向けコネクテッドカーに独自のタイヤメンテナンス予測サービスを導入する。これはグッドイヤーのタイヤに関する専門知識を活用したクラウドベースのプラットフォームにおいて、車両データと独自のアルゴリズムからタイヤの修理および交換時期を予測し、自動的にメンテナンスのスケジュール設定を行うもの。

 今回の共同研究では、Borrow社に対し、フリート向けのタイヤを提供するだけでなく、稼働率および顧客経験を最大化することにも焦点を当てる。Borrow社の車両は現在、グッドイヤーが所有するモバイルバン車両によって整備を受けているが、実験の進行に合わせ、グッドイヤーが提携するディーラーネットワークおよび直営店での整備も可能になる。

 現在Borrow社は80以上の顧客を抱えており、2019年末までに750台の車両を導入する計画。

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