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IoT開発企業の2社と基本業務提携契約を締結

住友ゴム工業、デジタルツール用いたタイヤ管理ソリューション展開

タイヤ 2019-05-20

 住友ゴム工業は5月16日、従来のタイヤ販売にとどまらず、直接式TPMS(Tire Pressure Monitoring System:タイヤ空気圧監視システム)を使ったタイヤ空気圧管理ソリューションの展開や、ほかのデジタルツールを用いて得られるさまざまなタイヤデータを利用したソリューションシステムの構築のため、トライポッドワークス、SYSGRATIONの2社との基本業務提携契約を締結したと発表した。

サービスのイメージ図


 今回の基本業務提携は住友ゴム工業が掲げるタイヤ技術コンセプト「SMART TYRE CONCEPT」に、デジタルツールを用いて得られるさまざまなデータを利用した新たなソリューションサービスの領域を追加し、拡張していく一環。

 今後は、直接式TPMSなどのデジタルツールを使って得られるタイヤ空気圧・温度データを活用したタイヤ空気圧管理ソリューションサービスの展開を行い、その後、デジタルツールの機能追加、外部サービスとの連携を実施することで、タイヤ管理ソリューションモデルを段階的に拡張していく。

 ■2社の会社概要
 <トライポッドワークス>
 本社:宮城県仙台市青葉区一番町1-1-41 カメイ仙台中央ビル7F◇代表者:佐々木賢一氏◇設立:2005年◇事業内容:①TPMSソリューションをはじめとする自動車向けIoTサービスの開発・販売②情報セキュリティ、クラウドサービスの開発・販売

 <SYSGRATION>
 本社:5Fl.,No.1,Sec.1, Tiding Blvd., Neihu Dist., Taipei City 11494, Taiwan◇代表者:李益仁氏◇設立:1977年◇事業内容:TPMS、周辺機器の製造および開発

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