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「TOYO TIRES 緑のつながり・三重」

TOYO TIRE、三重・里山の遊歩道が完成

タイヤ 2019-04-10

開通記念式典の「丸太カット」の様子(左)、昨年11月に行われた環境教育の様子(右)


 TOYO TIREは3月26日、国内主力製造拠点のひとつである桑名工場が取り組んできた森林保全活動において、市民に憩いを提供する里山の遊歩道が完成したと発表した。

 同社は、三重県が進める企業と地域が連携して取り組む森林保全活動「企業の森」づくりの趣旨に賛同し、桑名工場の所在する員弁郡東員町の町有林(5.27ha)を付近の市民が親しみをもって憩える健全な里山となるよう整備活動を続けてきた。

 対象となる一帯を「TOYO TIRES 緑のつながり・三重」と命名し、NPO法人「森林(もり)の風」の協力のもと、同社従業員とその家族を中心に地域住民にも参画してもらい、2014年から毎年、段階的に整備を続け、このほど全長約400mの遊歩道を完成した。

 3月23日には、水谷俊郎東員町長をはじめ、地域住民の代表者などを招くとともに、社内外関係者約40人が参加し、遊歩道の開通記念式典を開催。町長のあいさつの後、来賓によるテープカットならぬ「丸太カット」で遊歩道の完成を祝い、式典後、参加者で遊歩道の歩き初めを行った。

 5年間にわたって取り組んできた同活動では、雑木林の伐採やゴミ拾いなど林内整理のほか、活動に参加した子どもたちによる植樹や自然をより身近に感じてもらう環境教育も実施した。

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