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DUNLOP「SPORTMAX Q4」

住友ゴム工業、モーターサイクル用ハイパースポーツタイヤを発売

タイヤ 2018-12-14

DUNLOP「SPORTMAX Q4」(フロント)


DUNLOP「SPORTMAX Q4」(リア)


 住友ゴム工業は、米国で開発し生産しているモーターサイクル用ハイパースポーツラジアルタイヤDUNLOP「SPORTMAX Q4」を、2019年3月1日から日本で順次発売する。発売サイズはフロント1サイズ、リア5サイズで、価格はオープン。

 同商品は、同社の米国拠点で開発されたモーターサイクル用タイヤとして初めて日本に導入されるハイパースポーツラジアルタイヤ。米国で磨かれた高いグリップ性能を活かし、日本開発のタイヤとは乗り味の異なる、フロントに高い荷重をかけてコーナリングをしていく豪快なライディング体験を、サーキットだけではなくワインディングでも楽しむことができる。

 ■主な特長と代表的な採用技術
 独自のトレッド技術による高いグリップ性能と安定性能=レース用のスリックタイヤと同様に、シリカを含まないフルカーボンコンパウンドを採用することで最大限のグリップを追求した(リアに採用)。トレッドコンパウンドを紐状にして巻き付けるジョイントレス・トレッド(JLT)構造を採用することでタイヤの安定性を向上させ、タイヤのたわみを低減すると同時に、加減速やコーナリング時の接地面積を拡大した(リアに採用)。

 フルバンクで際立つ操縦安定性能=カーボンファイバーフィラメントをサイドウォール部に配合し、高バンク時の卓越した安定性、機敏で正確な操舵特性、スムーズな操舵過渡特性をもたらし、安心感のあるハンドリングを実現。同社独自のプロファイル設計IRP(Intuitive Response Profile)は、サイドをテーパー形状にすることで従来よりも高さのあるプロファイルを実現し、優れた旋回応答性を可能にするとともに、コーナリング時のタイヤ接地面積を拡大することに成功した。

 スリックライクパターンによる絶大なグリップフィール=ランド比率を高くしたスリックライクパターンにより、張り付くようなコーナリングを実現。フルバンク時のバンク角は62度と、Moto Americaシリーズにて使用されているレーシングスリックタイヤに匹敵する。

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