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EXAMATIONを海外初展開

ブリヂストン、ハンガリーに最新鋭タイヤ成型システム

タイヤ 2016-10-19

エクサメーション外観イメージ

エクサメーション外観イメージ


 ブリヂストンは10月17日、最新鋭のタイヤ成型システム「EXAMATION(エクサメーション)」をハンガリーの乗用車用タイヤ工場である「タタバーニャ工場」に展開すると発表した。エクサメーションの展開は、旗艦工場である彦根工場に次ぐもので、海外への展開は初。2016年内に展開する。

 エクサメーションは、タイヤ生産技術におけるさらなる品質向上、高生産性を実現するため、同社独自のICTに人工知能(AI)を実装した最新鋭のタイヤ成型システム。10月17日に開かれた「2016中期経営計画」説明会で、西海和久取締役・代表執行役COOはタタバーニャ工場への展開について「エクサメーションを初めて展開した彦根工場は、タイヤ生産システム『BIRD』を導入し、ICTも含めた様々なセンシング技術を設備、工場の部隊で有している。同じ視点でグローバルに見ると、タタバーニャ工場もBIRDを導入し順調に生産を続けている。タタバーニャ工場はサイズミックスが増えるので、エクサメーションを導入して対応力を上げていく」と語った。

 タタバーニャ工場は17年上期中に生産能力を日産約1万2000本増強し、日産約1万8000本にする計画を進めている。今回のエクサメーションの導入はその一環。同社では、16年内に稼働を予定しているロシア新工場にも順次エクサメーションを展開していく方針。

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