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投資額21億円、生産能力は1.5倍に

ブリヂストンが久留米のAPRを増強へ

タイヤ 2016-10-19

航空機用ラジアルタイヤ

航空機用ラジアルタイヤ


 ブリヂストンは10月17日、久留米工場(福岡県久留米市)の航空機用ラジアルタイヤ(APR)の生産能力を増強すると発表した。中長期的に堅調な推移が見込まれる需要に対応する。投資額は約21億円、2018年末までに完了する予定。増強により、久留米工場のAPRの生産能力は1.5倍になる。

 同社の航空機向け新品タイヤの生産拠点は久留米工場、東京AP製造所(東京都小平市)。久留米工場ではAPRと航空機用バイアスタイヤを、東京AP製造所ではAPRを生産している。また新品タイヤ、リトレッドタイヤ、技術サービス等を組み合わせたソリューションビジネスをグローバルに展開。日本のほか米国、ベルギー、中国といった地域で航空機用リトレッドタイヤの製造とサービスの提供を行っている。

 10月17日に開かれた「2016中期経営計画」の説明会で、津谷正明取締役・代表執行役CEO兼取締役会長は「航空機は、まだどんどん伸びている状況。今後も需要動向を見ながら、さらに拡大を図っていく」と語った。

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