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“疲れにくさ”に着目

ブリヂストンがプレイズPXシリーズ発売

タイヤ 2016-01-18

プレイズPXシリーズをアピール(左から坂野本部長、真鍋社長、綾瀬さん、満倉准教授)

プレイズPXシリーズをアピール(左から坂野本部長、真鍋社長、綾瀬さん、満倉准教授)


 ブリヂストンは1月8日、東京・港区のラフォーレミュージアム六本木で新商品発表会を開催し、“疲れにくいという安全性能”をコンセプトに開発したタイヤ新商品「プレイズPXシリーズ」を2月1日から順次発売すると発表した。

 同シリーズは、タイヤのIN側とOUT側のサイドを異なる形状とすることで運転時のハンドルのふらつきを抑制する独自技術「非対称形状」を搭載。路面との接地を安定させることで細やかなハンドル操作(操舵角の修正)を少なくし、無意識に溜まるドライバーのストレスを軽減することで“疲れにくい”を実現するもの。

 また、独自材料技術「ナノ・プロテック」によって開発した新コンパウンド「パワートレッドゴム」を採用することで、ウェットブレーキ性能および転がり抵抗性能は、同社スタンダードタイヤのエコピアEX20と同等を確保しながらも、摩耗寿命を10%向上させることに成功した。

 同シリーズは、セダン・クーペ用の「プレイズPX」(40サイズ)、ミニバン用の「同PX―RV」(35サイズ)、軽・コンパクト用の「同PX―C」(21サイズ)の3シリーズ・96サイズで展開。それぞれ車種の特性に合わせた専用設計の新パタンを採用している。

 発表会では、真鍋利明ブリヂストン執行役員兼ブリヂストンタイヤジャパン代表取締役社長が開発背景や商品概要を、坂野真人ブリヂストンタイヤ開発第2本部長が搭載技術の説明を行った。また、満倉靖恵慶応義塾大学理工学部システムデザイン工学科准教授がプレイズPXとエコピアEX20とのストレス値比較実験データを発表した。それによるとプレイズPXを装着した車両で走行した全被験者でストレス値が下がる傾向があったという。
 

綾瀬はるかさんがゲストで登場

 また発表会には、2月上旬から放映予定のプレイズPXシリーズ新CMでイメージキャラクターを務める女優の綾瀬はるかさんがゲストとして登場し、トークショーを行った。今年の抱負を聞かれた綾瀬さんは、「乗っている車のタイヤをプレイズPXに替えて、疲れにくい一年にしたいです」と語り、会場を盛り上げた。

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