東洋ゴム工業がTOYO TIREに社名変更

　東洋ゴム工業は2月15日、同日開催した取締役会で社名を「TOYO TIRE株式会社」に変更することを決議したと発表した。2019年1月1日付で変更する予定。

　社名変更について、同日開催した決算説明会の場で清水隆史社長は「タイヤ・自動車部品というモビリティを中核として臨む第2の創業としての決意を示すもの。グループ従業員数、売上高、利益等の海外比率が過半を占め、グローバルに業容拡大とブランドステータスが向上しつつある中、飛躍へ挑戦するターニングポイントに立っている」と語った。

　東洋ゴム工業は第二次世界大戦終戦直前の1945年8月1日に創立。ゴム工業製品を手掛けていた「東洋ゴム化工」と「平野護謨製造所」という2つの会社をルーツに持つ。両社が手を携えて合併の道を選び、「東洋ゴム工業」として再起したのが同社の歴史の始まり。