2024年12月期第3四半期業績
ニチリン、日本、アジア、欧州は増収増益
決算 2024-11-13
ニチリンの2024年12月期第3四半期(1~9月)業績は、売上高が534億7,100万円で前年同期比4.0%増、営業利益が68億1,300万円で同0.2%減、経常利益が72億2,600万円で同9.4%減、純利益が42億6,200万円で同2.3%減だった。
セグメント別にみると、日本は売上高が264億5,200万円で同3.0%増、営業利益が27億9,600万円で同13.7%増。国内では能登半島地震や一部メーカーの出荷停止の影響を受けた一方、日本への生産移管を含めた北米向け輸出の増加や円安により増収増益となった。
北米は売上高が112億7,200万円で同14.2%増、営業利益が6億1,200万円で同29.2%減。北米市場では日系メーカーが得意とするHVの需要が好調に推移しており、また2023年7月からハーレーダビッドソン用部品の納入開始もあり増収。一方、輸入関税コストの増加や一過性の品質費用の発生などにより減益となった。
中国は売上高が83億4,000万円で同7.0%減、営業利益が9億8,800万円で同4.6%減。EV化が着実に進む中、現地メーカーへの販売が増加した一方、日系メーカーの販売低迷により減収減益となった。
アジアは売上高が184億7,500万円で同10.4%増、営業利益が26億5,100万円で同3.2%増。半導体等部品の供給不足の緩和に加え、グループ内最適生産による北米への販売増加により増収増益となった。
欧州は売上高が51億4,300万円で同10.5%増、営業利益が3,400万円で同30.8%増。ウクライナ・中東情勢には懸念があるものの増収増益となった。
2024年12月期通期業績は、売上高720億円で前期比1.9%増、営業利益90億円で同6.4%減、経常利益95億円で同9.9%減、純利益53億円で同10.4%減を見込んでいる。
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