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2025年3月期第2四半期業績

アキレス、産業資材事業は増収増益

決算 2024-11-11

 アキレスの2025年3月期第2四半期(4~9月)業績は、売上高が388億3,800万円で前年同期比1.7%増、営業損失が4億4,900万円(前年同期は5億1,900万円の損失)、経常損失が4億7,100万円(同4,500万円の損失)、純利益が15億8,800万円で同927.2%増だった。

 セグメント別のうち、プラスチック事業は売上高が197億600万円で同1.2%増、営業利益が9,900万円で同82.1%減。

 プラスチック事業のうち、中間財については、車輌内装用資材は国内市場では自動車メーカーの生産は回復したが、北米・中国市場での生産が落ち込んだため減収。フイルムは国内外のエレクトロニクス分野向けならびに主に欧州でのエクステリア分野向けが伸長し増収。建装資材は床材は好調に推移したが、壁材は市況低迷の影響により苦戦し、全体では減収。中間財の売上高は186億1,400万円で同0.9%増となった。

 消費財については、防災対策商品は米国市場でのボートの販売は伸び悩んだが、国内の防災用エアーテントの販売が好調で増収。消費財の売上高は10億9,100万円で同5.2%増となった。

 産業資材事業は売上高が142億3,700万円で同3.8%増、営業利益が11億3,500万円で同78.9%増。

 産業資材事業のうち、中間財についてはウレタンは寝具・雑貨用途が復調し増収。断熱資材はボード製品が非住宅建築向けで好調に推移したことなどにより増収。工業資材は半導体ウエハー搬送用部材が回復基調で推移したことや医療機器向け大型成型品の伸長により増収。中間財の売上高は138億1,600万円で同4.4%増となった。

 2025年3月期通期業績は、売上高840億円で前期比6.9%増、営業利益2億円、経常利益5億円、純利益18億5,000万円を見込んでいる。

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