2024年3月期第1四半期業績
三ツ星ベルト、ベルトは国内外とも減収減益
決算 2023-08-08
三ツ星ベルトの2024年3月期第1四半期(2023年4~6月)業績は、売上高が205億4,900万円で前年同期比0.2%減、営業利益が20億2,700万円で同5.5%減、経常利益が32億4,600万円で同8.1%増、純利益が21億9,100万円で同7.2%増だった。
セグメント別にみると、国内ベルトは売上高が68億9,000万円で同1.5%減、営業利益が20億9,700万円で同11.1%減。
自動車用ベルトは、前期の半導体不足による減産からユーザーの生産が回復しており、前年同期を上回る傾向で推移。一般産業用ベルトは、金融端末向けの受注が好調だったが、射出成形機や工作機械などの市場の落ち込みにより減収。搬送ベルトは、半導体製造装置・液晶製造装置の生産減の影響を受けて減収。合成樹脂素材についても、半導体製造装置・液晶製造装置の生産減の影響を受けて減収となった。
海外ベルトは売上高が110億4,900万円で同0.3%減、営業利益が6億4,700万円で同51.3%減。
中国は昨年の上海市ロックダウンで落ち込んだ反動で売上高は増加したが、欧米およびその他アジア地域では補修市場の在庫調整などの影響を受け、売上高・利益が減少し、全体では前年同期を下回った。自動車用ベルトは、欧州やアジアにおいて四輪車用の新規需要獲得により増収。米国では一般補修市場の在庫調整等の影響を受け減収。一般産業用ベルトは、アジアの補修市場で在庫調整などの影響を受け減収。OA機器用ベルトは、顧客の減産で減収となった。
建設資材は売上高が13億4,300万円で同18.0%増、営業利益が4,000万円で同24.5%減。建築部門は前年同期並みで推移したが、土木部門は廃棄物処分場などの大型工事物件の売上高が増加した。
エンジニアリング ストラクチュラル フォーム、電子材料、仕入商品などが含まれるその他は売上高が12億6,500万円で同8.2%減、営業利益が9,700万円で同10.9%増。日本国内および中国向けの電子部品需要低迷の影響で電子材料の売上高が減少した。
2024年3月期通期業績は、売上高845億円で前期比1.9%増、営業利益91億円で同0.8%増、経常利益93億円で同11.2%減、純利益71億円で同0.4%増を見込んでいる。
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