2050年のカーボンニュートラルや物流業界が抱える課題解決の手段として、リトレッドタイヤ(更生タイヤ)にタイヤメーカー、運送事業者の双方から熱い視線が注がれている。

 リトレッドタイヤは走行により摩耗したトレッドゴム(路面と接するゴム)を新しく貼りかえることで、機能を復元して再使用するタイヤ。国内ではトラック・バス用タイヤで、その利用が進んでいる。

 リトレッドタイヤは、摩耗したタイヤの基礎部分である台タイヤを活用し、トレッドゴムのみを貼りかえるため、使用する資源が少なく、新品タイヤに比べコストを抑えることができる。そのため、燃料費や人件費の高騰に苦しむ運送事業者にとって、このコストメリットがこれまでは導入理由の大きな部分を占めていた。

 その潮目が変わったのは、

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