タイガースポリマーの2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)連結業績は、売上高が137億600万円で前年同期比11.3%増、営業利益が9億3,600万円で同2.2%増、経常利益が10億6,300万円で同6.8%増、純利益が5億9,800万円で同18.4%減だった。

 売上高は、国内の値上げ効果と販売増加、為替円安を追い風に2桁の増収を確保した。しかし利益は、中東情勢混乱に伴う原燃料価格の更なる上昇や、海外での自動車部品の落ち込み、中国の損失が響き、営業利益が2%強の伸びにとどまり、純利益が2割近く減少した。

 セグメント別で、日本は売上高が69億3,400万円で同16.0%増、営業利益が4億500万円で同87.3%増。家電用ホース・産業用ホース・ゴムシート類及び自動車部品の売価引き上げ、販売増加により増収増益を確保した。

 米州は、売上高が60億8,000万円で同6.7%増、営業利益が5億3,300万円で同 20.8%減だった。そのうち米国は、産業用ホースが伸びた一方、自動車部品の販売減少が響き増収・減益。メキシコは、自動車部品の販売が減少したものの、為替影響で増収、 費用増加で減益だった。

 東南アジアは、売上高が9億8,900万円で同9.8%増、営業利益は4,000万 円で同14.8%減だった。そのうちタイは、自動車部品の国内販売増加で増収・増益。マレーシアは、事業清算を予定する連結子会社、Tigers Polymer (Malaysia)の事業縮小で減収・減益となった。

 中国は、売上高が家電用ホースと自動車部品の販売減少で売上高が7億2,500万円、同7.7% 減となった。営業損益では、労務費や諸経費を前年同期に対し1,500万円圧縮したが、4,500万円の損失を計上した。

 通期業績予想は、2026年5月発表の通り売上高が500億円で前期比0.3%減、営業利益が30億円で同0.5%減、経常利益が33億円で同5.0%減、当期純利益が24億円で同2.0%増としている。