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会員企業から19人が出席

日本ゴム機械懇話会、第47回例会を軽井沢で開催

その他 2024-04-15

 日本ゴム機械懇話会(略称:JRM、山中亨会長=ミクロ電子社長)は4月10日、「第47回例会」をグランドエクシブ軽井沢(長野県北佐久郡)で開催し、会員企業から19人が出席した。

第47回例会の様子


あいさつする山中会長


 例会は、石川明宏副会長(中山商店社長)の司会で進められ、懇話会に復帰した荻野精機製作所の荻野直也社長らが紹介された。続いて山中会長が、「顧客業界などにより好不調の波はあるが、会員各社の業績は、おおむねコロナ前の水準に戻りつつあるのではないか。しかし、電線などの資材不足や原材料価格高止まりなどの課題もある。これに加え、我々中小企業に対しても政府から従業員の賃金アップが要請されている。これは従業員のモチベーションアップにも繋がるため、できる範囲で対応したい」などとあいさつした。

 山中会長のあいさつの後、恒例の出席企業各社の近況報告が行われた。それによると、コロナ禍以前の業績水準に回復した企業、まだ回復していない企業、双方からの報告があった。回復途上の企業からは、減少幅は縮小しつつあり、回復傾向がみられると報告された。今期の見通しに関しては、大半の企業が業績の上向きを期待しているものの、ダイハツのデータ不正問題などによる自動車生産減少や、2024年問題に伴う物流費高騰や納期長期化、若手を中心とした人材不足などが課題という報告が多かった。海外展開を行っている企業からは、「米国向けを中心に需要が増加しているが、中国向け需要の減少分をカバーしきれていない状況」といった報告が多かった。また、最近の傾向として、顧客からは人手不足解消のためにライン全体の自動化や自動化設備の受注が増加傾向にあり、技術者確保が課題との報告があった。

 続いて堀内健一三葉製作所社長の紹介で、長野県商工会議所連合会の赤羽博東信エリア担当広域専門指導員を講師に招き「御社に経営革新計画はありますか?」と題した講演が行われた。赤羽指導員はスライドを用いて(1)経営分析=現状分析と解決計画①経営力向上計画策定②先端設備等導入計画策定(2)経営改善=①経営課題改善計画②事業継続計画(BCP)策定③事業継続力強化計画策定(3)経営拡大=経営拡大への補助金活用①小規模事業者持続化補助金②ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金③事業再構築補助金④事業継承・引き継ぎ補助金――の各項目を説明した。

 閉会のあいさつは森大作副会長(ダイハン社長)が務めた。なお、次回は10月9~10日に関西地方で開催する予定となっている。

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