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「天然ゴムに学ぶサーキュラー・バイオエコノミー社会におけるものづくり」がテーマ

第3回天然ゴム研究会、12月9日に東北大学で開催

その他 2022-10-31

 12月9日11時から、東北大学 青葉山コモンズ 大講義室/ラーニングコモンズ(宮城県仙台市青葉区荒巻青葉468-1)で、第3回天然ゴム研究会が開催される。

 今回は、「天然ゴムに学ぶサーキュラー・バイオエコノミー社会におけるものづくり」がテーマ。カーボンニュートラルを体現している戦略バイオマテリアルである天然ゴムを中心に,今後のサーキュラー・バイオエコノミー時代におけるものづくりを考える。

 大学や研究所などのアカデミアだけでなく,世界的タイヤメーカー3社の講演も予定されており、基礎研究から産業に至るまでの領域横断的な議論ができる会となっている。

 参加費は一般が2,000円、学生が無料。参加申し込みは12月2日までに回答フォーム(https://forms.gle/jddnb4NwkRvMtUgR6)から。

 ■プログラム
 ◇11:00開会挨拶/高橋 征司氏(東北大学大学院工学研究科)

 ◇11:05「天然ゴムおよびポリイソプレノイドの生合成機構」(高橋征司氏、東北大学大学院工学研究科)/「無細胞翻訳系への様々な膜系導入による膜タンパク質の機能解析」(戸澤譲氏、埼玉大学大学院理工学研究科)/「ポリイソプレノイド合成酵素群の構造化学とタンパク質工学」( 山下哲氏、金沢大学大学院自然科学研究科)/13:00「ゴムノキゲノム配列の高度化と東南アジアゴム葉枯れ病について」(松井南氏、理化学研究所環境資源科学研究センター)/「ブリヂストンの天然ゴム資源のサステナブル化にむけた取組み」(安藤洋介氏、ブリヂストン)/「天然ゴムの構造と物性」(河原成元氏、長岡技術科学大学大学院工学研究科)/「臭気低減天然ゴムの研究開発」(宮城ゆき乃氏,住友ゴム工業)/「環境微生物による天然ゴム生分解機構の解明」(笠井大輔氏、長岡技術科学大学技学研究院物質生物系)

 ◇14:55(休憩/意見交換/ポスター発表)

 ◇15:25「非平衡系のための4DX線CTの開発」(矢代 航氏、東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センター)/「サステナブル資源を用いたゴム材料の研究開発」(日座操氏、横浜ゴム)/「ミクロ構造制御による自己修復ポリイソプレンの創製」(侯召民氏、理化学研究所開拓研究本部/環境資源科学研究センター)/「テルペン由来ビニル化合物の精密重合によるバイオベースポリマーの開発」(上垣外正己氏、名古屋大学大学院工学研究科)

 ◇17:00(休憩/意見交換/ポスター発表)

 ◇17:20「人工代謝経路の構築による合成ゴム原料の微生物発酵生産」(白井智量氏、理化学研究所環境資源科学研究センター)/「トチュウのトランス型ポリイソプレン重合機序とバイオマス生産」(中澤慶久氏、徳島大学大学院社会産業理工学研究部)/「植物細胞における脂溶性物質の蓄積と分泌」(矢崎一史氏、京都大学生存圏研究所)

 ◇18:35総合討論

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