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【新年インタビュー】ニチマン内田貴久社長

国産高付加価値商品を強化 海外ブランド商品にも注力

その他 2017-01-31


 広島県府中市のニチマン本社にあるスピングルカンパニーの工場は、「スピングルムーヴ」のフル生産を続けている。また、14年12月に事業譲渡を受けたナガセでは、同工場の技術力、独自性を活かしてニチマンが企画、販売する商品の開発も進んでいる。「国産の高付加価値商品の開発と独自性のある海外のブランド商品の販売にもチャレンジを続け、将来、独自の付加価値商品を揃えた売り場を構築したい」と内田貴久社長。

 ■16年の状況
 自社ブランドの柱に育てる計画の「ワンマイル」は百貨店流通などに浸透して着実に伸びています。「リバティハウス」はゴアテックスを搭載した国産ブーツとして引き続き順調ですが、季節要因に影響されるという問題が解決できていません。量販の「ゴールデンベア」は為替が円高に動いた時は競合品の動きがありましたが、手堅い量販戦略で順調に推移しました。

 一方、仕入れ商品の海外ブランドは、チェコの「ロックスプリング」の市場は広がっていますが、一般靴店などにコピー商品が出回ってきました。ブランド育成のためにも、さらにブティック、雑貨売り場などでの展開を進めていきます。スペインの「ピコリノス」は専門店で着実に伸びています。イタリアの「ポーカー」はブームが下火になってきたようです。

 ■17年のブランド戦略
 「ワンマイル」は、国産を中心に多様な商品を揃えていく方針ですので、海外生産も併用していきます。レディスからメンズまでを対象にして、新しい提案を積極的に進めて行きたいと考えています。そのため、一般的なタウン・ファッションスニーカーは勿論、ニッチマーケットでの特長のある専門シューズの商品化、提案をしていきます。例えば、サイクリングシューズやワークシューズなどにもチャレンジしているところです。

 量販市場に関しては現在、「ゴールデンベア」で展開していますが、ブランドのなかには商品化に制約が付いているケースが多いので、今後は自由度のあるブランドを加え、女児用のシューズや大人用デイリーシューズを広げていく計画です。

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