ニチマン、「スピングルカンパニー」を存続会社に子会社再編

　ニチマンは10月25日、完全子会社のスピングルカンパニーを存続会社とし、同じく完全子会社のニチマンラバーテックを消滅会社として、吸収合併を行うと発表した。12月1日付で吸収合併する予定で、ニチマンラバーテックは同日付で解散する。

　今回の合併は、同社グループの国内製造部門に係る経営資源の集中と有効活用を図ることで、コロナ禍の長期化、急激な円安や原油高などによる物価上昇、世界情勢の不安定化など、先行きが不透明な環境において、メーカーとして商品供給の安定化と新商品の市場への提案を積極的に行い、グループ全体の収益性改善と向上を目指すために実施される。

　■存続会社の概要
　◇商号＝スピングルカンパニー◇主な事業内容＝レザースニーカー企画製造販売◇設立年月日＝1993年4月14日◇本社所在地＝広島県府中市府中町74番地の1◇代表者＝内田貴久社長◇資本金＝2,000万円◇決算期＝3月31日◇株主＝ニチマン100％

　■消滅会社の概要
　◇商号＝ニチマンラバーテック◇主な事業内容＝ゴム製床材製造販売◇設立年月日＝1962年8月1日◇本社所在地＝広島県府中市父石町361番地の1◇代表者＝内田貴久社長◇資本金＝3,400万円◇決算期＝3月31日◇株主＝ニチマン100％

　■合併後の拠点名称
　◇本社・本社工場＝広島県府中市府中町74番地の1◇父石工場（旧ニチマンラバーテック本社）＝広島県府中市父石町361番地の1◇東京支店＝東京都台東区浅草6の8の3ニチマンビル