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賃上げ要求平均6289円、約1000円減額

ゴム連合春のとりくみは前年要求額を下回る

その他 2016-03-14

 ゴム連合(山本昭二中央執行委員長)の2016春季生活改善のとりくみで、大手ゴム企業を中心に労組側からの要求が概ね出揃った。ゴム連合の聞き取りによる調査結果では全58組合中45組合が要求を提出した。賃金の要求額を見ると、タイヤ、自動車部品、工業用品など業種により違いはあるが全般的に昨年を下回っている(3月11日現在)。

 賃金については、41組合の平均引き上げ額が6289円で昨年に比べ1000円ほど減額した。「35歳標準者要求(35P)」で見ると、31組合の平均が5826円で1200円ほど減額している。

 ゴム連合は、今春のとりくみでは賃金カーブ維持分に加え、2%程度の賃金底上げを積極的に要求していく方針を打ち出しているが、実際の要求額は、昨年に比べ減少した。

 一時金については、34組合の平均要求額が、加重平均で154万628円、5.20カ月、単純平均で118万4096円、4.32カ月。昨年に比べ、加重平均は減額したが、単純平均では増額した。これはタイヤ3組合が減額要求した一方で、工業用品16組合が増額要求したことによるもの。

 賃上げ要求を業種別に見ると、タイヤではブリヂストンが5600円、住友ゴムは5500円、横浜ゴムが5000円、東洋ゴムは4100円を要求(4社とも35P)。賃金改善はブリヂストンが1800円、住友ゴムが1300円を要求。横浜ゴムも賃金改善を要求している。

 工業用品や自動車部品では、住友理工が賃金改善分として1080円を要求。バンドー化学は3000円(35P)、三ツ星ベルトが7427円(同、賃金改善分含む)、イノアックが7100円(同、同)、西川ゴムが9659円(同、同)要求した。

 はき物では広島化成が3669円、福山ゴムが3293円とともに昨年よりも減額要求となった。

 一時金は、ブリヂストンが180万円、住友ゴムが159万円+業績配分、横浜ゴムが147万円+α、東洋ゴムが4.8カ月+αを要求した。

 工業用品では、住友理工が4.854カ月、三ツ星ベルトが148万円、バンドー化学が業績連動、イノアックが4.7カ月。

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