西部工業用ゴム製品卸商業組合(糸井宏之理事長=千歳商事社長)の夏季定例講演会が8月3日、ホテル日航大阪(大阪府大阪市)フォンタナの間で開催された。

「大阪の恩人」五代友厚氏を講談で楽しむ

話術で引き込む五代目旭堂小南陵氏

 今回は講談師の五代目旭堂小南陵氏による「講談で聞く企業家~大阪の恩人・五代友厚物語~」を演題に、五代氏が大阪の恩人と呼ばれる所以と講談を楽しんだ。

あいさつする糸井理事長

 小賀野哲朗副理事長(オガノ社長)の司会進行のもと、糸井理事長が7月28日に発生した熊本地震によって被害を受けた被災地に向け一日も早い復興を願いたいと述べ、「今回の夏季定例講演会では趣向を変え、日本の伝統話芸の一つである講談をピックアップした。五代友厚氏は大阪商工会議所に銅像もあり知っている方も多いと思うが、東の渋沢、西の五代といわれる実業家。今日の講談に気付きをもっていただければ嬉しい」とあいさつした。

 講談師の五代目旭堂小南陵氏はOLや俳優としてのキャリアを経て2001年に旭堂南陵氏に入門。文化庁芸術祭新人賞を受賞するなど評価され、DIYで作り上げた此花千鳥亭(大阪府大阪市)を運営するなど講談の普及に尽力している。

 前半は五代目旭堂小南陵氏が講談師になるまでの経歴を語った。その後、鹿児島生まれの五代友厚氏がなぜ大阪の恩人と言われたかなどのストーリーを講釈、続いて講談に入り、伝統話芸を披露した。

乾杯の音頭をとる加藤副理事長

 講演会後は組合員、賛助会員、五代目旭堂小南陵氏も参加して懇親会が開催された。加藤廣副理事長(西部ゴム社長)が乾杯のあいさつに立ち「今日は講談で五代友厚物語を楽しんだが、実は五代氏の末裔の方とゴルフをする機会があった。プレイ中に暑い時期は冷たい紅茶をポットに入れてキャディさんの分もふるまっていたのには驚いた。また、もう一つは目土の袋を作ると言って、同じように作ったものの、私は持ち歩きはしていないが、目土をまくのはずっとやるようなった」とのエピソードを披露した。

中締めをする大橋氏

 懇親も深まる中、ムツボシの大橋幸一郎社長が一丁締めで中締めとした。