信越化学工業は12月20日、塩化ビニル樹脂(塩ビ)の価格を改定すると発表した。1月21日納入分からキロ当たり15円以上値上げする。

 同社では「原油、ナフサ価格は今秋以降、相場が一段と上昇傾向にある。さらに、ユーティリティや輸送のコストも上昇している。企業努力によるコスト低減だけでは吸収することが困難で、今後の安定供給を維持するため価格改定せざるを得ない。なお、塩ビの需要は国内では堅調に推移しており、海外ではインドで大きく伸長している。一方、中国での環境規制の強化などにより塩ビの供給量が減少していることから、アジアでの需給は逼迫。価格は高値で推移している」としている。