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”柔らか系”のアクリル3素材を紹介

クラレ、[関西]高機能プラスチック展に出展

原材料 2017-09-13

「クラリティ」を使用したスマホケース


 クラレは9月20日から22日までの3日間、インテックス大阪で開催される「第5回[関西]高機能プラスチック展」に出展する。今回は①アクリル系熱可塑性エラストマー「クラリティ」、②アクリル成形材料「パラペット」SA・GR-F、③反応性アクリル系エラストマー「クラステラ」(開発品)の“柔らか系”アクリル3素材を初めて一斉に展示する。

 ①アクリル系熱可塑性エラストマー「クラリティ」は透明性、柔軟性、耐候性などの特長を併せ持つアクリル系ブロック共重合体。熱可塑性エラストマーの中でもトップクラスの透明性を誇り、成形部材をはじめ、ホットメルト塗工可能な粘着剤、またPMMA、PLA、ABS、PVCなど極性樹脂の改質剤としても使用できる。

 ②アクリル成形材料「パラペット」は、「SA」が軟質成形材料で「GR-F」がフィルム用成形材料。両タイプともに、アクリルの特長である透明性、耐候性はもちろん、「SA」ではハロゲン・可塑剤フリーという環境安全性、「GR-F」では、フィルム加工後の耐折り曲げ白化性・耐温水白化性という優れた特長を有する。建材や雑貨、各種フィルムなどの用途に使用される。ブースではアクリルフィルム「パラピュア」も紹介。

 ③反応性アクリル系エラストマー「クラステラ」(開発品)は、柔軟なエラストマー部と光硬化性をブロック化した構造を有するエラストマー。アクリル系由来の透明性、耐候性、耐油性に加え、エラストマーに由来する柔軟性などが特長。粘着剤やシーリング剤、塗料やその他改質剤として使用できる。

 会場はインテックス大阪6号館A、ブース番号30-1で紹介する。

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