日本でのエネルギー比率は233%に増加
キャボット、昭光通商から太陽光発電所を取得
原材料 2023-04-20
米キャボットは4月13日、昭光通商から太陽光発電施設を取得したと発表した。同発電所は、年間最大3,500メガワット時(MWh)を発電。
日本の一般家庭の年間700軒以上の電力に相当する。千葉県にあるキャボットのカーボンブラック製造施設に隣接しており、今回の取得により、キャボットは太陽光発電による再生可能エネルギーを販売、供給できる電力が増加した。
キャボットは2025年グローバルサステナビリティ目標の1つに、「購入するエネルギー量の2倍の量を販売すること」を掲げている。目標を達成するため、同社は製造プロセスからエネルギーを回収、使用、供給し、自社の排出量を減らすだけでなく、近隣の企業やコミュニティの純排出量の削減を支援している。
同発電所の取得により、キャボットジャパンのエネルギー比率(消費量に対する供給量の割合)は233%に増加し、2025年のエネルギー目標達成に向けてさらなる前進を遂げた。
同社は、2050年までに全世界でゼロエミッションを達成するという目標を掲げ、サステナビリティに関する取り組みを進めている。
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