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医療・ライフサイエンス分野のスタートアップを支援

日本ゼオン、Jiksak Bioengineeringと資本提携

原材料 2022-08-29

 日本ゼオンは、医療機器や医薬品の開発を進める研究開発型スタートアップJiksak Bioengineeringと投資契約を締結し、第三者割当増資を引き受けた。

 日本ゼオンでは、2030 年のビジョン実現に向けた全社戦略に「既存事業の磨き上げ」と「新規事業の探索」を掲げており、今回の出資は医療・ライフサイエンス分野での新規事業探索の一環。

 Jiksak社は、独自技術である「ヒトiPS細胞由来の3次元ヒト神経組織『Nerve Organoid』作製技術」や「人工シナプス形成技術」に基づいた医療機器や医薬品の開発を進める研究開発型スタートアップ。筋萎縮性側索硬化症(ALS)をはじめとする神経難病を治療可能な世界にすることを目指している。

 その対象とする市場は今後の高成長が予想されており、日本ゼオングループが化学メーカーとして国内外に保有する研究、マーケティング、販売リソースおよび品質管理ノウハウをJiksak社と共有することで、Jiksak社のさらなる成長を支援する。

 ■Jiksak Bioengineering の概要
 ◇事業内容=3次元細胞組織・培養デバイスの開発・製造・販売、ヒト由来細胞を用いた創薬支援◇代表者=川田治良氏◇住所=〒212-0032 神奈川県川崎市幸区新川崎 7-7 AIRBIC A24

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