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【特集】合成ゴム

日本ゼオン、タイACMは来期から本格販売

会員限定 原材料 2020-07-28

 日本ゼオンの2020年3月期におけるエラストマー素材事業部門は、売上高が1,788億4,700万円で前期比9.7%減、営業利益が96億4,200万円で同45.5%減だった。そのうち、合成ゴム事業に関しては、米中貿易摩擦などによる自動車産業の世界的な低迷の影響が大きく、特に8月以降は出荷数量にブレーキがかかった。また、建設機械、工作機械などの一般工業用品用途も厳しい状況で推移。合成ゴムの販売数量は同2%減、売上高は同11%減となった。数量よりも売上高の落ち込み幅が大きいのは、原料価格の下落に伴う製品価格の下落と市況軟化によるためだ。

 また、同期の新型コロナウイルスによる影響については、「限定的だった。全くなかったわけではないが、

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