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無機・有機系スペシャリティ製品の研究開発機能を強化

東ソー、南陽事業所の新研究本館が本格稼働

原材料 2020-04-09

 東ソーは4月1日、主要な生産・研究開発拠点である南陽事業所(山口県周南市)で新研究本館を本格稼働したと発表した。

 同施設は、無機系ならびに有機系スペシャリティ製品の研究開発機能強化を目的に、最新鋭設備を保有する研究本館と研究ベンチ棟を建設する計画で、1月に竣工し、稼働開始に向けて準備を進めてきた。

 研究本館内には、無機材料研究所、有機材料研究所、技術センターおよび東ソー分析センター(100%子会社)の研究開発に関わる4部門が集約され、異分野の研究者が同じフロアに集まり、知的交流が活発となる工夫が図られており、部門間の連携強化による技術シナジーの促進により、ゼオライト、ジルコニア、環境薬剤、導電性材料などのスペシャリティ製品の開発加速を進める。

 ■研究本館の概要
 ◇所在地=山口県周南市開成町4560◇規模=地上4階建(RC構造)◇延床面積=約 1万㎡◇勤務者数=約150人

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