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20年3月期第1四半期業績

宇部興産、合成ゴムは減収増益

原材料 2019-07-31

 宇部興産が7月31日に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)業績は、売上高が1,650億5,800万円で前年同期比2.4%減、営業利益が73億1,800万円で同19.7%増、経常利益が77億3,700万円で同24.5%減、純利益が45億4,100万円で同34.4%減だった。

 化学は売上高が745億2,000万円で同0.8%減、営業利益が46億7,800万円で同32.5%増。合成ゴム事業は、タイヤ用途を中心に出荷が概ね堅調に推移。主原料であるブタジエン価格の下落により、売上高は減少したものの、フォーミュラでの原料価格と製品価格の期ズレにより、スプレッドが前年同期に比べ改善、利益は増加した。

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