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19年3月期第2四半期業績

デンカ、CRは数量減も増収

原材料 2018-11-08

 デンカが11月7日に発表した19年3月期第2四半期(4-9月)業績は、売上高が1,983億4,800万円で前年同期比5.6%増、営業利益が146億円で同2.0%増、経常利益が149億6,800万円で同3.1%減、純利益が113億9,000万円で同7.2%減だった。原燃料高に対応したクロロプレンゴム(CR)など石化系製品の売価改定により売上高は半期として過去最高となり、一方の営業利益もスチレンモノマーの定修や米国でCRを生産するデンカパフォーマンスエラストマー社(DPE)での寒波による凍害などマイナス要因があったものの、スプレッドの改善等により増益を確保した。

 エラストマー・機能樹脂部門は売上高が890億4,500万円で同8.9%増、営業利益が74億3,300万円で同10.8%増。CRは、DPEが寒波の影響で減産となるなど販売数量は減少したが、販売価格の改定により増収となった。

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