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高いグローワイヤー耐性により住居や車道をより安全に

ランクセス、ハロゲンフリーの難燃性PBTコンパウンド製品群を拡充

原材料 2018-10-23

 
 独・ランクセスは、グローワイヤーテストにおいて、優れた耐火性を発揮したモデルを採用し、ポリブチレンテレフタレート(PBT)を基材とするハロゲンフリーの難燃性コンパウンドの製品群を拡充する。新しい製品群は、ガラス繊維を25%含有させ強化したコンパウンドで、まもなく試作品を市場に送り出す予定としている。

 新PBT素材は、0.4-3.0 ミリの肉厚部において775度のグローワイヤー着火温度指数(GWIT)を満たしていることから、ドイツの安全規格を制定するドイツ電気技術者協会(VDE)の認証を得ている。また、完成部品に対するグローワイヤーテスト(IEC 60695-2-11)においても、優れた結果を得ている。

 新グローワイヤー耐性素材の別の特性は、同社がすでに販売しているハロゲンフリーの難燃性PBTコンパウンドの特性と同等。こうした現行製品には、13-30%のガラス繊維で強化させたものや、非強化コンパウンドがある。

 これらはすべて、米国のUL 94規格(Underwriter Laboratories社)による燃焼性試験で、最高グレードとなるV-0に相当することが確認されている。

 また、紫外線照射に対して高い耐性を持ち、生コンパウンドとの接触による腐食もほとんどない。さらに、高い耐熱性というメリットもある。厳密には、UL 746Bに基づく相対温度指数が少なくとも140度となる。

 これらの製品のなかでも、非強化「ポカン(Pocan)BFN2502」は優れた性能を有している。その特性は、市場において際立つもので、ハロゲンフリーの難燃性パッケージにもかかわらず、7%を超す高い破断点伸び率を備えている。この製品は、寸法安定性と永続的電気絶縁性が要請される構成部品に最適となっている。

 また、この新PBTは、例えば直流を印加した際に600ボルト(IEC 60112/CTI値A法、比較トラッキング指数)という優れたトラッキング耐性を有することから、類似の非強化PBTコンパウンドの代替品にもなる。

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