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累計ペンキ2,000億L以上に相当

ランクセス、独拠点が酸化鉄顔料の生産100周年

タイヤ New! 2026-06-08

 独ランクセスは6月8日、ドイツのクレフェルト・ユルディンゲン拠点が酸化鉄顔料の生産開始から100周年を迎えたと発表した。同拠点では1926年の事業開始以来、累計1,500万トン以上を生産。その量をペンキに換算すると2,000億リットル以上に相当し、ドイツ全土を5回覆うことができるという。

 ランクセスは、世界有数の酸化鉄顔料メーカーとして、年間約30万トンの生産能力を持つ。「バイフェロックス」ブランドで、酸化鉄顔料を幅広く提供している。

 同社の酸化鉄顔料は、優れた耐久性を有し、主に舗装材、屋根瓦、塗料、プラスチックなどの着色に使用されている。施工例として、ロンドン・バッキンガム宮殿前の赤色舗装、ヨハネスブルグのサッカーシティスタジアムの外装などを挙げている。

 酸化鉄顔料事業は、1926年に化学者のユリウス・ラウクス氏が開発した革新的なプロセスが始まりとなった。アニリン生産の副生成物として得られる酸化鉄を、高品質な顔料として活用する技術を確立したもので、 第二次世界大戦後、欧州の復興に伴い生産量が急増し、現在の市場における地位の礎が築かれた。

 その後、製品ラインナップは100種以上の色調に拡充され、世界各地に生産拠点が整備された。現在も、クレフェルト・ユルディンゲンは「バイフェロックス」および「カラーサーム」ブランドの中核拠点として重要な役割を担っている。

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