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7月2日納入分からキロ当たり20円以上

東ソー、ポリエチレン樹脂製品を値上げ

原材料 2018-06-07

 東ソーは6月6日、ポリエチレン樹脂の価格を改定すると発表した。

 対象は、低密度ポリエチレン「ペトロセン」、直鎖状低密度ポリエチレン「ニポロン-L、ニポロン-Z」、超低密度ポリエチレン「LUMITAC」、高密度ポリエチレン「ニポロンハード」、エチレン酢酸ビニル共重合体「ウルトラセン」、ポリオレフィン系接着性樹脂「メルセン」、高溶融張力ポリエチレン「TOSOH-HMS」の東ソーポリエチレン樹脂全製品。7月2日納入分からキロ当たり20円以上値上げする。

 同社では「ポリエチレン樹脂の主原料である国産ナフサ価格は、足元の原油価格の上昇や旺盛な需要、円安の進行もあり、18年第3四半期以降はキロリットル当たり5万5,000円を超える水準まで上昇することが想定される。ナフサの急激な高騰に加えて物流費、副資材、また安定生産のための設備修繕費などの上昇によるコスト事情の悪化は、自助努力のみで吸収することは極めて困難で、今後の製品安定供給を図るため」としている。

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