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床ずれ防止マットレス「体圧ブンさん」など出品

住友理工、国際福祉機器展に出展

工業用品 2017-09-21


 住友理工は9月27-29日の3日間、東京ビッグサイトで開催される「第44回 国際福祉機器展 H.C.R.2017」に出展する。

 ブースでは独自開発の柔軟な導電性ゴムでできた体圧検知センサー「スマートラバー(SR)センサ」技術を応用した介護製品を展示。体圧を自動で分散し、床ずれ防止・介護の負担軽減に貢献する床ずれ防止マットレス「SRアクティブマットレス 体圧ブンさん」と、体圧分布やバランスを可視化し、体位玄関やクッションの選定、リハビリ支援と様々なシーンで活用されているシートセンサ「SRソフトビジョン」シリーズを紹介する。ブースエリアは東4ホール、小間番号は4-30-10。

■SRアクティブマットレス 体圧ブンサン
 九州大学との共同研究を通じて開発された製品で、17年3月から販売をスタート。SRセンサで利用者の体圧を計測し、圧の高い箇所を検知。内蔵されたエアセルがリアルタイムにピンポイントで除圧し、それぞれの体格や寝姿勢に応じた「オーダーメイド」の体圧分散を自動で行う。24時間365日の連続使用が可能で、3つのモードで利用者を見守る。介護保険における福祉用具貸与の対象品で、利用者は要介護度に応じてレンタルせービスを受けることができる。

■SRソフトビジョン
 利用者の体圧分布やバランスをPCなどの端末に表示できるSRセンサ技術を使用した体圧分布測定器。ゴムでできたセンサーを採用しているため、柔軟で伸縮性がある。シート部分も柔らかい素材で構成しており、使用時に違和感のない仕様になっている。タブレットやスマートフォンなどのモバイル端末で使用可能な無線版、頭から足先まで全身の圧力分布が計測できる全身版など、シーンに合わせた製品をラインアップしている。

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