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【特集】食品産業向けベルト

ニッタ、WEXUにプロテクトシール加工

工業用品 2017-09-06

ブルーベルト装着カーブコンベヤ


 ニッタの18年3月期第1四半期(4-6月)の食品産業向けベルトは、高水準だった前年同期並みで推移した。「コンビニやスーパーで惣菜需要が増加するなど中食市場が伸びていることに加え、そうしたパック売りや個包装も増加しており、樹脂ベルトの需要増に繋がっている」(ニッタ)という。

 第2四半期以降も第1四半期同様に高水準が継続しており、好調を維持していく見通し。食品市場そのものの伸びとともに、人手不足を背景としたベルト需要が増加していくとみている。「6月に開催された国際食品工業展(FOOMA)でも人手不足による省人化、省力化がテーマの一つとなっていた。ロボットも安価になってきており、自動化が進めばベルトが仕事をする機会が増え、ニッタグループとしてチャンスに繋がると考えている」(同)。

 製品では、4月にベルトカーブコンベヤの新製品、ブルーベルト装着カーブコンベヤの発売を開始した。従来からある白色ベルト、緑色ベルトに、今回青色ベルト(LBEUT-10AK)をラインアップした。ベルトは抗菌、防カビ、耐湿熱性を備えている。「食品加工ラインでは異物混入対策として青色の直線コンベヤを採用する工場があり、カーブコンベヤと色を統一したラインにしたいという要望に応え、カーブコンベヤのベルトラインアップに青色を加えた」(同)。

 一昨年に発売を開始した高機能ベルト「WEXUシリーズ」は、市場への浸透が進んでいる。同製品は、食品用ベルトに求められる抗菌、防カビ、耐湿熱、耳ほつれ防止、耐次亜塩素酸ナトリウムなどに加えて、物理収縮防止機能も有しているオールインワンタイプの食品用高機能ベルト。FOOMAでは、同シリーズにプロテクトシール加工を施した製品も展示した。

 プロテクトシール加工は、ベルトの端部をガードするもので、フレームとの接触による耳ほつれを防止し、食の安全性をより高めることができる。「プロテクトシール加工は、WEXUシリーズのベルトと同様の材質で、次亜塩素酸ナトリウムに対する耐性が高い。より安全に使用してもらえるようになった。そこは当社の売りの一つと言える」(同)。

 人材育成にも注力している。「ニッタスクールを7月に開催、エンドレス研修会も各地で開催を予定している。また製造・販売・技術が一体となったNLG拡販プロジェクトも継続しており、顧客のニーズに細かく対応していきたいと考えている」(同)。

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