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【特集】高機能ホース

ニッタ、ホース・チューブ事業4、5月は2ケタ近い伸び

工業用品 2017-07-13

FUKチューブ

 
 ニッタのホース・チューブ事業の一般産業向けの現況は、「4、5月と前年度比で2ケタ近い伸びとなっており順調」(ニッタ)だ。

 ホース事業は、主力の高圧ホースの建機向けが好調。国内は9月に施行される中・小型建機の排ガス規制を前にした旧型機種の駆け込み需要で、海外についても中国での建機生産の回復等が追い風となっている。工作機械向けもここにきて回復基調だ。

 一方のチューブ部門は、主力の半導体製造装置向けが昨秋から好調を持続している。需要先の半導体製造装置は当面活況の様相で、しばらく需要は高水準で推移する見通し。

 通期についても堅調を持続すると見込む。国内の建機の駆け込み需要は「7-8月でピークアウトするとみているが、一方で9月以降についても当初考えていたよりも落ち込まないとみられる」(同)。9月以降は、建機のディーゼルエンジンの排ガス除去装置である尿素SCRシステム用チューブが伸びていくとみられる。

 懸念材料は原材料の値上がり。鋼材値上げの影響が出始めている。「現状で値上げを決定したわけではない」(同)とするが、原材料コストは確実に上昇しており、苦しい状況だ。

 製品では、2月からスポット溶接用柔軟難燃チューブ「FUKチューブ」と半導体製造装置などクリーンさが求められる機器に最適なクリーン・帯電防止チューブ「ESチューブ」の販売を開始している。

 FUKチューブは自己消火性に優れるため、発熱、発火の心配があるスポット溶接工程に安心して使用することができ、従来品に比べ柔軟なため作業性にも優れる。また従来品に比べ耐摩耗性が高く、自動車関連での拡販を目指していく。

 一方のESチューブは、帯電防止性能に優れ、絶縁流体を流してもチューブが帯電することなく、絶縁破壊を防止。従来の帯電チューブで問題だった帯電防止剤のブリードアウトもなく、クリーンな状態を保てる。純水のほかクリーンエアーやフッ素系冷媒などに適用可能で、半導体製造装置や医療電子機器などに向け拡販していく。

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