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スマート工場EXPOで訴求

バルカー、ゴム練りミキサーの油漏れ予兆検知システム「VALVESTA」

工業用品 2026-01-27

 バルカーは1月21~23日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「ファクトリーイノベーション Week 2026」内の第10回「スマート工場 EXPO-IoT/AI/FAによる製造革新展-」に出展した。

「バルベスタ」の検知システム本体


開発中のクラウド版通信デバイス


 同社はパッキンをはじめとしたシール製品を製造・販売する工業用ゴム製品メーカー。今回は、製品の製造・販売で培われた知見と技術を活かした製造業向けデジタルソリューションを出展した。

 ゴム業界向けのソリューションとして特に注目したいのが「VALVESTA(バルベスタ)」だ。同ツールは、ゴム練りミキサーなど油圧式機械からの油漏れを予兆検知するもの。センシングポートと検知システム本体をケーブルで繋ぎ、異常検知時にはシステム本体からブザー音とランプ表示で知らせる仕様だ。

 「ゴム練りミキサーなどの油漏れは気づかれにくく、油が外に漏れ出してようやく設備を停止するケースが多い。油が付着したままの不良品が生産ラインに流れたり、メンテナンスに人と時間が割かれるなど損失が大きい。油漏れを予知保全することは、コストや時間の削減に繋がる」(バルカー)

 また、展示会では開発中のクラウド版通信デバイスも参考出品された。開発品は、センシング情報をユーザーの持つ設備管理システムや、同社の提供する設備管理システム「MONiPLAT(モニプラット)」と統合させることで、遠隔監視を可能にするもの。

 「大手企業など既に設備管理システムが構築されているユーザーに対しては有線式のバルベスタを、オプションとして開発品を提案する。中小企業など自社の設備管理システムが構築されていないユーザーには、当社のMONiPLATと開発品をセット提案するなど、ユーザーに寄り添ったソリューションを提供していきたい」(同)

 現在、バルベスタは国内タイヤメーカーを中心に採用が進んでいる。

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