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2026年3月期第2四半期業績

バルカー、シール製品事業は増収大幅増益

決算 New! 2025-11-05

 バルカーの2026年3月期第2四半期(4~9月)業績は、売上高が270億8,100万円で前年同期比10.0%減、営業利益が31億8,300万円で同8.8%増、経常利益が30億8,100万円で同2.0%減、純利益が25億5,100万円で同27.7%増だった。

 セグメント別にみると、シール製品事業は、売上高が202億6,100万円で同1.5%増、営業利益が31億4,700万円で同32.8%増。プラント市場向けで設備メンテナンス件数減少の影響を受けたものの、先端産業市場向け高機能シール製品の販売が高水準に推移したことにより増収大幅増益となった。

 機能樹脂製品事業は、売上高が68億1,900万円で同21.4%減、営業利益が3,600万円で同91.2%減。先端産業市場向けのフッ素樹脂加工品の販売が大きく減少したことに加え、プラント市場向けのフッ素樹脂タンク・バルブなどの需要の調整が続いたことで減収減益となった。

 2026年3月期通期業績は、売上高620億円で前期比3.1%増、営業利益70億円で同23.5%増、経常利益70億円で同16.7%増、純利益48億円で同2.6%増を見込んでいる。

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