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【特集】ロール・ブランケット

明和ゴム工業、高付加価値品の生産拠点設立

工業用品 2017-06-22

 明和ゴム工業の16年9月期業績は前期比3%の増収だった。用途別では印刷用ロール、工業用(フィルム)ロールともに堅調。印刷用ロールは、商業輪転向けは需要停滞により減収、新聞輪転向けはほぼ横ばいだったが、枚葉印刷向けでUV印刷関連製品の販売が大幅に伸長し増収を確保した。

 特に業績を牽引したのは、新製品のゴム製インキローラ「UVゼスト」や樹脂ローラ「UVサミット」で、「ゴム・樹脂両素材でのユーザー提案ができるため、ユーザーはニーズに合わせた製品を選びやすい」(同社)事が強みとなっている。また、昨年11月に上市したUVインキ用ローラ・ブランケット洗浄剤「UV洗浄大王eco」も、これらの製品と併せて提案することで順調に販売を伸ばした。

 一方、工業用ロールは主力の高機能フィルム向けが堅調で増収となった。巻き換え需要こそ例年並みだったが、メッキロールやCFRP芯などのスポット受注により増収を達成した。

 工業用、特に高機能フィルム向けでは、ユーザーが求める素材やロールはますます高性能・高品質化している。

 同社ではこうした状況を受けて、最先端の高付加価値製品の開発・生産拠点として、本社・東京工場(東京都大田区)の隣に新たに「東京生産技術センター」を設立(17年6月から稼働)。「同センターの稼働により、高レベルの要望にこれまで以上に対応できる体制が整う。今期末に向けてユーザーへのアピールに注力し、来期(17年度)からのフル稼働を目指したい」(同)としている。

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