2025年 年頭のあいさつ
日本ゴム工業会 清水隆史会長、ゴムが有する不変の価値を活かす
工業用品 2025-01-06
2024年を振り返ると日本経済は物価上昇の影響が見られたものの、歴史的な賃上げを背景に雇用・所得環境の改善が進み、個人消費も年後半は堅調に推移した。

一方、国内自動車産業では2023年末に認証不正問題が発生し、一部車種が生産・出荷停止となったことで、ゴム製品業界も年初から大きな影響を受けた。その後も自動車の生産・出荷停止が相次ぎ、ゴム製品の生産は年初の予想に反し、マイナス基調の1年となった。 また、2024年は米国、インドなど世界人口の過半数を擁する数多の国々で国政選挙が行われた選挙イヤーでもあった。その結果は今後の国際関係や世界経済に大きく影響してくるものと思われる。
特に米国では、間もなく新政権が発足する。貿易や財政、外交において大きな政策転換を伴うことが予想されるため、米中摩擦の激化やウクライナ、中東情勢への影響など、今後の不確実性に備える心構えが必要だ。
情報通信技術が高度に発達した現代は、“VUCA”という言葉に象徴されるように、社会や企業を取り巻く環境が目まぐるしく変化し、様々な要因が複雑に絡み合う、不確実で混沌とした時代だ。
このように将来を予測することが非常に困難な時代にあっては、確かな技術によって社会に不変の価値を提供することがますます重要になってくる。幸いにもゴムという素材には、ゴムだからできること、ゴムにしかできないことが多くある。
ゴム製品業界はいま、100年に1度と言われる自動車の技術革新、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミーといった環境・サステナビリティ課題への対応など大きな変化の中にあるが、ゴムが有する不変の価値を活かした革新的な製品を提供することで、今後もますます発展するものと信じている。
2025年の干支である巳は、脱皮を繰り返すことから、力強い生命力と再生の象徴とされているようだ。巳にあやかり、われわれゴム製品業界でも目まぐるしい環境の変化に即応するイノベーションと成長の機会が生まれることを期待したい。
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