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従来品に比べ20%軽量に

住友理工、「低比重EPDMホース」を開発

工業用品 2017-05-30

軽量化を実現した低比重EPDMラジエターホース(右)

 
 住友理工は新開発の軽量補強材を採用した「低比重EPDMホース」を5月24日から26日までパシフィコ横浜で開催した「人とくるまのテクノロジー2017」で初出展した。

 「低比重EPDMホース」は自動車エネルギー使用量の抑制を目的に開発したもので、軽量補強材を採用した独自の配合設計により、従来のEPDMホースに比べ20%の軽量化を達成した。これに切り替えることで車両あたりおよそ1キロの軽量化が可能だとしている。

 ウォータバイパス、ラジエターホースなどの水系ホースをはじめヒーターホース、モータークーリングホースなどに適している。

 ゴムの柔軟性や耐久性、加工性は従来品と変わらずニーズに合わせた成形を可能としている。

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