グループ業務室を新設
ショーワグローブ、グローバル・製品開発体制強化へ
工業用品 2017-05-29
手袋メーカーのショーワグローブ(兵庫県姫路市、近藤修司社長)は、近藤新社長就任をはじめとする3月30日の新役員体制発足に伴い、新たにグループ業務室を開設、グローバル展開とともに製品開発体制を強化する。5月23日に東京オフィス(東京都港区)で会見し、方針を明らかにした。
代表取締役社長に就任した近藤修司氏は1969年生まれの47歳。同社4代目の社長で歴代最も若い年齢での就任となる。95年に同社入社後、仏・米と約14年間海外現地法人のマネジメント業務を行い、国内では国際本部企画室や管理本部を兼務。英語・仏語に堪能な国際派で海外現地法人SHOWA Americas&Oceania社長も兼任する。前社長の下田努氏は会長として新体制をサポートする。
今回の役員体制及び組織変更は“これまでにも他社にもない製品を上市していく”というショーワイノベーションを加速させるとともにグローバル展開を強化するもの。開発・生産部門を率いる森田一昭代表取締役副社長を中心に世界各地の生産・開発拠点を相互に連携させ、モノづくりを推進する体制を強化。組織的にはグループ業務室を新設し、各拠点同士のコミュニケーションや連携を促すことでグローバル展開も積極的に推し進め海外販売を伸ばす。
各拠点の連携については、グローバル本社として姫路本社の統制を強化し、グループとしての一体化及び資源の最適配分を目指す。設備投資資金や在庫量など、ある程度現地法人に任せていた部分を見直し、グループ全体の観点から積極的に本社が関わっていく体制を築いていく。
「体制構築に向けては、新設のグループ業務室に各拠点との“中継ぎ”としての役割を期待している。また当社ではグローバル人材の育成を第一の課題としているが、各グループとの繋がりを持つ部門として、人材教育の場としても活用できると考えている」(近藤社長)。
【新役員体制】(3月30日)
代表取締役社長近藤修司◇代表取締役副社長・技術部門[製造・開発]管掌森田一昭◇常務取締役・営業本部長山本正人◇取締役・開発本部長三宅明男◇同・SHOWA GLOVE MYANMAR社長井上晴善◇同・管理本部長知寛幸[新任]◇常勤監査役湊精
会長(代表取締役社長)下田努
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