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11月20日~22日に東京ビッグサイトで開催

オーサカゴム、「産業交流展」でニーズ志向の製品を紹介

工業用品 2023-12-12

 ゴムシートを中心に展開しているオーサカゴムは、11月20日~22日に東京ビッグサイトで開催された「産業交流展2023」に出展した。同社が全国規模の展示会に出展するのは初めて。

ブースではピクチャーマットなどのシーズ志向の製品だけでなく、「車重量計隙間カバーゴム」の模型(左手前)などニーズ指向の製品も紹介


 同社ではゴムシートの応用製品の開発に注力している。

 ブースでは、ピクチャーマットなどのシーズ志向の製品だけでなく、取引先の要望を受けて開発したニーズ志向の製品も紹介。①「車重量計隙間カバーゴム」②「高速道路進入禁止用カーテンの強度アップ」③「間伐材粉砕用篩(ふるい)ローラー」の事例を解説したパネルを展示した。

 ①では車両重量計のピット内での隙間箇所にゴミなどの堆積物が溜まるのを防ぐため、隙間部分を塞ぐT字型のゴム隙間カバーを提案。②ではカーテンの裏地に補強ゴムと端部の反り返を防止するための特殊素材を圧着し、耐久性と耐風性を向上させた。③はコストや納期の面で国内製品が求められていたことに応え製造した試作品が評価されたという。

 ブースでは①の模型や③の製品も出品。「これらは当社の販売ではないが、顧客の要望を形にできる当社の技術力のアピールになる。シーズ志向の製品についても、来場者だけでなく、他の出展社から好評の製品もあった。引き続き応用製品の開発に注力したい」(オーサカゴム)考えだ。

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